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瀬尾 好成

50年以上にわたり、損害保険業界での教育出版事業一筋で活動する。教育出版物の企画制作を行う株式会社保険教育システム研究所の代表を務め、現在は瀬尾保険研究所の代表として業界を牽引。

Recent Posts


【保険業界温故知新⑧】教育出版界の気付いた課題


by 瀬尾 好成

【執筆者紹介】
瀬尾好成 様:保険業界の教育出版物の企画製作を行う、株式会社保険教育システム研究所の代表を務める。現在は瀬尾保険研究所にて代表として従事。
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<第8回>

私は損保業界に専門の教育教材の企画・制作販売に取り組みました。


保険業界専門の教育教材の出版の際に気を配ったことは、
今必要とされている教育教材は何か、こまめに各社を一日に何度も訪問し情報をいただきました。

また、社内の企画制作担当者には、お客様の情報を迅速に伝え、企画制作に取り組みました。


社員一丸となり大手会社・中堅会社・小会社によって内容が異なる中、各社個々に教材の制作に取り組み、お客様に迅速に応え信用を築きました。


また、業界共通の教材出版にも力を注ぎ、業界からもN社は業界になくてはならない教育出版会社となりました。


教育出版の気付いた課題は、いかに迅速に実態を把握し出版することでした。
また、社会構造の身近な変化と将来を見極め、ニーズを喚起し出版することでした。

要はしっかりと市場調査を行い、その市場が今何を一番必要としているかを掴むことです。


出版テーマをしっかり見極め、こまめにし分析して、テーマを絞り込み、課題を決め、購読者を絞り込み、出版することと事の大切さを体感してきました。


保険業界、特に損保業界に絞り込み、業界に必要な情報を蓄積した出版物の「保険業法のポイント」は
保険のすべての条文・専門書として、また、金融庁でも活用されているとの話です。


今後共に教育に携わるプロフェッショナルに求められる使命は、
世の中に必要な課題を掘り起こし、迅速に取り組み、世の中に役に立つ商品の開発です。


書籍にはこんな編集側の熱い想いが込められているということを、ぜひ読者の方にも感じていただければ幸いです。


今回をもってこのシリーズブログの私のパートが終わります。


学びには目標はありますがゴールはありません。

私も80歳を超えていますが、みなさんと同じ保険業界の中で自分の成長のために
何らかの形で情報発信をしていきたいと考えています。


【保険業界温故知新⑥】業界初の海外研修の意義


by 瀬尾 好成

【執筆者紹介】
瀬尾好成 様:保険業界の教育出版物の企画製作を行う、株式会社保険教育システム研究所の代表を務める。現在は瀬尾保険研究所にて代表として従事。
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<第6回>

今回は1973年(昭和48年)に私が初めて行った海外研修の経験をお伝えします。


安田火災「代理店経営研究会」の米国損害保険代理店事情視察団16名は22年間にわたる研修・準備を行い
1973年6月8日より6月25日の18日間、日本で初めて米国視察ツアーを実施しました。


私は(株)日企で安田火災を担当している時で

「安田火災がアメリカへ初めて代理店さんを連れていくそうです」

日企の将来を考えて日企も参加したらどうかと会社へ提案したところ、私自身は全く予想もしておりませんでしたが

「瀬尾君を参加させたらどうか」

となり、私自身が米国研修ツアーへ参加することになりました。


2年間、安田火災「代理店経営研究会」に参加し、アメリカの損害保険の勉強をしました。
この時日本はアメリカに30年遅れているといわれていましたが、米国損害保険代理店事情視察旅行は私たちの仕事は勿論、日本自体を外から見直す絶好の機会にもなりました。


アメリカ各地の損害保険会社・ブローカー・代理店・法律事務所等を訪問しましたが、この視察旅行を通じて強く認識したことは、
アメリカの損害保険事情(代理店を含めて)を知るには、先ずアメリカの国情・社会事情を知らなければならないということでした。


アメリカの損害保険の成り立ちや、その背景等にお国柄が大きく作用していること、今後あらゆる面で益々速度を加えて押し寄せつつあるアメリカ化の波に対処し、時流を正確に把握するためにも、
私たちはアメリカ的発想の下に日本の社会情勢と業界の今後を直視するという必要に攻められていると感じました。

日本の損保会社はアメリカの損保会社の保険商品を研究し参考に新商品の開発を行い現在の日本損害保は発展してきたと言って良いでしょう。

さらに、アメリカ各地の損害保険会社・ブローカー・代理店・法律事務所等この視察旅行を通じて、保険業界を専門にした教材制作会社があることに大変関心を持ちました。


当時の日企は色々な業界のスライド制作会社でした。

視察が転機となり、徐々に損保業界専門の視聴覚教材制作会社へとシフトしていきました。
これにより、損保業界にはなくてはならない教材制作会社の基盤を確立し、成長し生き残ることになります。


長々と語りましたが、1973年(昭和48年)に30年前を走っているアメリカ研修ツアーに参加の機会を得たことが、今でも海外を自分の目で見て自分を磨き成長して行くのだと思います。


代理店さんや保険会社担当者は積極的に海外研修に参加し、学ぶことを期待いたします。


【保険業界温故知新④】組織教育と個人の学びの違い


by 瀬尾 好成

【執筆者紹介】
瀬尾好成 様:保険業界の教育出版物の企画製作を行う、株式会社保険教育システム研究所の代表を務める。現在は瀬尾保険研究所にて代表として従事。
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<第4回>


【保険業界温故知新②】損害保険における学びの始まり


by 瀬尾 好成

【執筆者紹介】
瀬尾好成 様:保険業界の教育出版物の企画製作を行う、株式会社保険教育システム研究所の代表を務める。現在は瀬尾保険研究所にて代表として従事。

------------シリーズ掲載にあたって(瀬尾 好成 氏より)------------

私は50年以上にわたり、損害保険業界の中で教育出版事業一筋の活動をしてきました。
従来は、出版物の企画や著者との打ち合わせを通じて業界に役立つ情報をお伝えすることが主な仕事でしたが、今回は初めて執筆者側に立つこととなりました。

どこまでお役に立てるコラムをご提供できるか分かりませんが、教育・学びの原点を私の体験からお伝えできれば良いかなと考えています。
粕谷さんからバトンを受けた1回目の内容は、学びの歴史の振り返りです。

―――――――――――――――――――――――
<第2回>

新代理店制度におけるカリキュラム教材計画がスタートしたのは昭和54年、1979年でした。

同年にA社企画室で立案し、一部門の企画室がBデザイン研究所に名称変更となり、その後、株式会社Bシステム研究所への分社で、2020年3月までの教育系専門出版企画事業者として歩んできました。

独立会社となってからは、損保協会の「世の中で役に立つ代理店育成」を旗印にした資格テスト受験準備のための支援をしてきました。
A社では優秀な代理店資格取得者創出に向けて、多くの受験者のテスト合格のための補助教材を作成し保険販売を行いました。

表紙の下部に購入していただいた各保険会社のロゴと名前を入れてお届けした記憶が残っています。
もう、この教材に触れた保険会社社員や代理店さんは少なくなっているかもしれませんが、損害保険の教育の源流はここに生まれたといっても過言ではありません。


損保新制度によるカリキュラム補助教材は次の通りです。

初級資格コース問題集(上期版・下期版)、初級資格コース模擬テスト問題、初級資格コースオートスライドめばえパックでした。

当時オートスライドで投影した内容を見ながら学ぶということは、画期的な視聴覚教材でした。
オートスライドめばえパックとは、今でいうとパワーポイントのようなイメージでしょう。

学ぶということは苦痛も伴うこともありますので、少しでも頭に入りやすいようにすることはストレスを少なくすると感じていました。この点は現在の学びや教育というシーンにおいても、企画・運営側は忘れてはいけないのではないでしょうか。

この初級資格コースはまさに保険募集の登竜門であり、保険の専門家にどのように育って行くのか、とても大事なステージでした。
主な項目は代理店の仕事の進め方、火災保険や自動車保険、傷害保険のあらまし、そして契約の引き受けかたについてでした。

これに続く専門家として進む制度は普通・上級・特級・資格でしたが、保険業界の仕事、特に保険代理店の仕事の認知度が今ほどではなかった時期に、初級資格制度が果たした役割はまさに「開かれた保険業界の門」だと感じています。

保険の仕事に誇りを持って初級資格から歩み始めた方々は、今や業界の重鎮にもなられているはずです。
初級資格の「代理店の仕事の進め方」項目内に、次のようなメッセージが託されていたと思います。


「損害保険は社会のインフラ機能を担っています。多くの方の生活や事業者の活動の安定に役立つには難しい保険を知識として蓄え、知恵として提供することが大事です」


今、改正保険業法で求められている「お客さま本位の業務運営」と同意ではないかと感じています。

全ての物事には必ず始まりはあります。しかし、終わりはないのかもしれません。
いつまでも目標を追いかけていくこと自体が大切なことです。

教育にもゴールはありません。
学び続けていく個人が所属している組織は、さらに成長を続けていくはずです。
そして学びの場を提供しつづける組織には、これからも多くの仲間が集うはずです。

それはお客さまであり、共に働く社員ですので

「学びは財産を創る」

のかもしれません。