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by 瀬尾 好成 瀬尾 好成 on 6月 8, 2020

【保険業界温故知新②】損害保険における学びの始まり


【執筆者紹介】
瀬尾好成 様:保険業界の教育出版物の企画製作を行う、株式会社保険教育システム研究所の代表を務める。現在は瀬尾保険研究所にて代表として従事。

------------シリーズ掲載にあたって(瀬尾 好成 氏より)------------

私は50年以上にわたり、損害保険業界の中で教育出版事業一筋の活動をしてきました。
従来は、出版物の企画や著者との打ち合わせを通じて業界に役立つ情報をお伝えすることが主な仕事でしたが、今回は初めて執筆者側に立つこととなりました。

どこまでお役に立てるコラムをご提供できるか分かりませんが、教育・学びの原点を私の体験からお伝えできれば良いかなと考えています。
粕谷さんからバトンを受けた1回目の内容は、学びの歴史の振り返りです。

―――――――――――――――――――――――
<第2回>

新代理店制度におけるカリキュラム教材計画がスタートしたのは昭和54年、1979年でした。

同年にA社企画室で立案し、一部門の企画室がBデザイン研究所に名称変更となり、その後、株式会社Bシステム研究所への分社で、2020年3月までの教育系専門出版企画事業者として歩んできました。

独立会社となってからは、損保協会の「世の中で役に立つ代理店育成」を旗印にした資格テスト受験準備のための支援をしてきました。
A社では優秀な代理店資格取得者創出に向けて、多くの受験者のテスト合格のための補助教材を作成し保険販売を行いました。

表紙の下部に購入していただいた各保険会社のロゴと名前を入れてお届けした記憶が残っています。
もう、この教材に触れた保険会社社員や代理店さんは少なくなっているかもしれませんが、損害保険の教育の源流はここに生まれたといっても過言ではありません。


損保新制度によるカリキュラム補助教材は次の通りです。

初級資格コース問題集(上期版・下期版)、初級資格コース模擬テスト問題、初級資格コースオートスライドめばえパックでした。

当時オートスライドで投影した内容を見ながら学ぶということは、画期的な視聴覚教材でした。
オートスライドめばえパックとは、今でいうとパワーポイントのようなイメージでしょう。

学ぶということは苦痛も伴うこともありますので、少しでも頭に入りやすいようにすることはストレスを少なくすると感じていました。この点は現在の学びや教育というシーンにおいても、企画・運営側は忘れてはいけないのではないでしょうか。

この初級資格コースはまさに保険募集の登竜門であり、保険の専門家にどのように育って行くのか、とても大事なステージでした。
主な項目は代理店の仕事の進め方、火災保険や自動車保険、傷害保険のあらまし、そして契約の引き受けかたについてでした。

これに続く専門家として進む制度は普通・上級・特級・資格でしたが、保険業界の仕事、特に保険代理店の仕事の認知度が今ほどではなかった時期に、初級資格制度が果たした役割はまさに「開かれた保険業界の門」だと感じています。

保険の仕事に誇りを持って初級資格から歩み始めた方々は、今や業界の重鎮にもなられているはずです。
初級資格の「代理店の仕事の進め方」項目内に、次のようなメッセージが託されていたと思います。


「損害保険は社会のインフラ機能を担っています。多くの方の生活や事業者の活動の安定に役立つには難しい保険を知識として蓄え、知恵として提供することが大事です」


今、改正保険業法で求められている「お客さま本位の業務運営」と同意ではないかと感じています。

全ての物事には必ず始まりはあります。しかし、終わりはないのかもしれません。
いつまでも目標を追いかけていくこと自体が大切なことです。

教育にもゴールはありません。
学び続けていく個人が所属している組織は、さらに成長を続けていくはずです。
そして学びの場を提供しつづける組織には、これからも多くの仲間が集うはずです。

それはお客さまであり、共に働く社員ですので

「学びは財産を創る」

のかもしれません。

 



※当ホームページ、ブログの内容の無断転載・無断使用を固く禁じます。

瀬尾 好成

瀬尾 好成

50年以上にわたり、損害保険業界での教育出版事業一筋で活動する。教育出版物の企画制作を行う株式会社保険教育システム研究所の代表を務め、現在は瀬尾保険研究所の代表として業界を牽引。