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粕谷智

【ZYRUSアカデミー運営アドバイザー】 40年間の保険会社勤務を経て、保険会社社員の後進教育と保険代理店への情報発信を行なう。2019年4月より株式会社粕谷企画を設立、代表取締役として活動を開始。2019年5月より一般社団法人日本損害保険代理業協会のアドバイザーと相談室長に就任。

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【保険業界温故知新⑨】<最終回>新型コロナ禍の中での学びの場の確保


by 粕谷智

<第9回・最終回>

本シリーズコラムは「学び」をキーワードに
瀬尾保険研究所の瀬尾社長とのリレー形式で温故知新風にメッセージをお伝えしてきました。


コラムを開始した時にはすでに新型コロナ禍が世界中を脅かし始めていた時期ですが、
これほどまでに長く、根本的な解決策も見いだせない状況になるとは思いもよりませんでした。

これからのウイズコロナ、新型コロナとの共生、新たな新型感染症との向き合い方などは
「学びの場」においてどのような影響をもたらしてくるのかを考えてみました。


保険業界において今までの学びのあり方の一つは、講師によるリアルなセミナーでした。

対面式なセミナーは受講者においては目と耳だけでなく体全体で受け止めることができる、その場にいた同僚と意見交換ができる、講師との名刺交換などをしながら個別の質問や親しくなる一歩となるなどのメリットがありました。

講師側においても会場にいる参加者の反応を直接感じながらテーマの進行ができ、その場だからこその枝葉の話もクッションとして提供できるなどのメリットがありました。


いま、そのような環境での学びの場は期待できずZoomなどを活用したオンライン型セミナーが主流となってきています。

セミナー品質は操作技術の向上やソフトの機能の充実により間違いなく良くなってきているはずです。


参加する側においても
①移動時間が不要
②参加費コストが低減する
③社員も一緒に学べる
④当日参加できなくてもアーカイブ視聴ができる
⑤参加者人数が広がる
などのメリットがあります。


しかしながら、オンラインセミナーでの課題を最近体感することとなりました。

それは、リアルセミナーよりも飛躍的に参加者が増えているケースと横ばいというケースがあるということでした。


参加者が増加することは主催者側の事前準備や告知などが十分に行われていることがあるでしょうが、リアルセミナーと同じ課題は参加者側に残っているということです。

まさに学ぶことが会社や個人が成長していくための糧となるという意識の問題です。

自分に投資するとよく言われますが、投資の一つの形がセミナーなどで情報を得て吸収し発信力を増していくことです。


投資には資金や時間が必要です。

小学校から中学校、そして高校と進んでいくにも資金と時間が必要と同じように、
社会人となった今でもこの二つの要素が必要なくなる訳ではありません。

学生時代には資金を親などが負担する、時間は自分自身が負担するという形でしたが、
社会人は資金と時間を自分の意思一つで動かすことができます。


新型コロナ禍においてすべての事業が見直しや縮小の課題に直面してきています。
これからも数年は続くかもしれません。

教育事業の現場にもその波は襲いかかってきています。


ヒトや企業を成長させていく教育や学びの場をどのようにして維持し、柔軟性を持たせていくのか。


解決のヒントは「意思の力」ではないかと感じています。


またいつか、読者の皆さんへメッセージを発信できるように私自身も学び続けていきます。

全9回のシリーズコラムをお読みいただきありがとうございました。


【保険業界温故知新⑦】学びの場の変化と対応


by 粕谷智

<第7回>

保険業界温故知新シリーズのメルマガのスタートは、
ちょうど新型コロナの目に見えない不安と予想できない生活や仕事のサイクルに頭を悩ませ始めた頃でした。

すでに第一波、第二波、第三波の大きな波に立ち向かう中で、「教育」のあり方も大きな変化をせざるを得ない状況となりました。

全国の小学校などが一斉休校になったり、大学では憧れのキャンパスライフではなく、オンライン授業やゼミは、かつてない経験であり、家族も本人も戸惑うばかりというニュースを耳にしました。



 さて、社会人の学びの変化はどうだったのでしょうか。

入社式もない、一定期間を要する集合型の新人教育も開催できないなど、学生と同じような制限を主催者と参加者双方に課せられたことはご承知のとおりです。

 この期間に何も得ることはなかったのかを改めて考えてみると、学びの場にも大きな変化を見つけることができました。


それはwebの活用によるもので、オンラインセミナーにおいての効果は3点ありました。

1つめはリスクの軽減、2つめは費用の軽減、3つめは時間の軽減です。


リスクの軽減はリアルなセミナー会場での飛沫感染や往復時の感染経路不明に対する防衛、
費用の軽減は会場費用含めた運営費、
時間の軽減は往復時間を考えずにどこでも参加できるということです。


セミナー講師側から見ると、今までは目の前の参加者の表情や手元の動きを肌で感じながら、臨機応変に進行を調整していたことができない難しさを感じ、
間を置きながら話すのではなく、話し続けることが必要だと思い、セミナー後はどっと疲れが出ることもありました。

これは双方ともに慣れないせいもあるのですが、10年前であれば、こんなにも簡単にweb活用はできなかったはずです。


学びの場の変化は全く予測もしていなかった外的要因の新型コロナがもらたしました。

物事を考えるにはネガティブな面とポジティブな面を持たなくてはいけないと思いますが、SWOT分析流にいえば外部環境の機会と脅威をどのように捉えるかとなります。

すなわち、新型コロナ禍をピンチとするのかチャンスとするのかの置き方によって、自社内部の強みをクロスさせた具体策が変わります。


新型コロナ禍をピンチと置くならば、社員教育のあり方を変える、一例であれば社員への機材貸与やIT活用スキルの向上を行うなどの弱みの克服につながる、
チャンスと置くならば、時間とコストを削減しながら多くの社員への教育が同時にできるようになり、情報量の吸収スピードが上がることになります。


今、間違いなく教育・学びの場の変化が到来しているので、あとは経営者がどのように対応することが必要なのかを真剣に考えるべき時です。
新型コロナの収束は全く見えない中で、勝ち残るのは「学び続ける組織」のはずです。

保険業界においてもオンラインセミナーは今や多数開催されています。
リスクを避けた学びの場を自ら見つけることも自立経営の一つです。 



次回は12月に、瀬尾保険研究所の瀬尾好成氏の第4稿をお届けします。


【保険業界温故知新⑤】コンパクトシティーの中での代理店の役割


by 粕谷智

<第5回>


前回お伝えしたキーワードは「学びは想いを同じくする仲間が集う」でした。


学ぶ場は学校教育現場だけではないことは皆さんも十分承知をされていることと思います。
行政サービスをいかに継続して行くのかは少子高齢化が加速する日本各地において、喫緊の課題となっています。


今回は、人口減少・高齢化率の急進に悩む地方自治体が取り組み始めている「コンパクトシティーの中での代理店の役割」ついてですが、
皆さんの活動する地域ではどのような取り組みが計画されているかを知っているでしょうか?


今後、限られた予算の中で地域住民にどのような行政サービスを提供していくことができるのか、
県や市町村の関係部署は頭をひねっているはずです。

自然災害後によく言われるサービスには自助・共助・公助があり、各自治体はこの中で「公助」の維持を考えていきながら共助という面にもフォーカスを当ててきている気がします。


行政だけではできない、維持していくことができないことを地域企業や住民との対話の中で新しい価値観を生み出していくことが求められています。

地域企業においては、自社の製品開発やサービスの提供により付加価値を生み出すことになり、
市民においては、自分たちの住む街を自分たちの手で作り上げていく参画意識にも繋がり、
行政とともに新しい生活スタイルを生み出していくことになります。


冒頭で紹介したコンパクトシティーは郊外に居住地域が広がるのを抑え、できるだけ生活圏を小さくした街を指しますが、
メリットは行政サービスが充実する、地域経済が活性化する、生活環境問題を改善できるなどがあり、すでに富山市や大分市が実現に向けて動き始めています。


保険代理店さんにおいても今後のコンパクトシティーの進展は目を背けてはいけない課題です。

SWOT
分析では外部環境の変化を掴み取り、それが自社において「機会:チャンス」なのか「脅威:ピンチ」なのかを分析することが事業の継続と発展において極めて重要な要素ともなってきます。


自社のマーケットがどのように変わってくるかは、まさに住民の集中度合いによって営業効率や生産性にも大きく関わってきます。

半径○○キロ以内のお客さまを徹底的にサービス提供する家電屋さんや、いつでも30分位で駆けつけることができる保険代理店さんも現れてきています。


地域の選択と集中を今後の営業戦略において重要であると考えるのか、
新しい街が誕生してから追随していくのかは経営者の判断とは思いますが、
少なくとも「わが町」がこれからどのように変貌していくのかの情報収集とシミュレーションはしておく必要がありそうです。


分からないことがあれば誰かに聞く!
各自治体や商工会議所、商工会の窓口には街づくりの情報がたくさんあります。


「学びの情報は自ら掴みにいく!」が今回のメッセージです。


コンパクトシティーの中での自社の役割を考えることは社員全員の夢の実現につながるかもしれませんね。自社の強みが生かされるチャンスです!


【保険業界温故知新③】スマートシティーは保険代理店の価値を変えるか


by 粕谷智

<第3回>

前回お伝えしたキーワードは「学びは創造性を豊かにする」でした。

学び続けることの大切さは誰しも理解できていますが、どのような学びをしていますか、という問いに対する自分なりの答えは持っておきたいものです。


社会人となっての学びの場は義務教育の場とは違い、自分の関心のあるテーマや好奇心がそそられる話題について深く探求したくなるという自由さがあります。

新型コロナウイルス感染による自粛はすべての企業に求められていましたが、自分自身で関心を寄せていた企業はオリエンタルランドです。


夢の国の世界観が変わってしまいかねないという批評もありましたが、働いているキャストの方々の生活への影響なども知ることができました。

また、ディズニーランド・シーの母体である同社が、いかに永遠の?事業継続のために財務基盤を固めていたかも知ることができました。



厳しい環境の中でもプレスリリースした新たなビジョンがあります。それは「株式会社オリエンタルランド・イノベーションズ」の設立でした。

子会社設立の理由として、ベンチャー企業がもたらす技術やアイデアと同社グループが持つ各種資源を融合することで、経営理念である「夢・感動・喜び・やすらぎ」のある社会づくりに寄与する事業創出活動を行うとあります。

そのテーマ例の一つとして掲げられているのが「スマートシティーへの取り組み」です。



スマートシティーは全国各地で自治体や企業が連携しながら多くの事例が紹介されてきています。

代表的なのは静岡市の「トヨタ ウーブンシティー」ですが、他にも千葉県柏市の「柏の葉スマートシティー」、福島県会津若松市の「スマートシティー会津若松」などの取り組みを探すことができます。

学びの習慣があると、時代を反映したワード一つから情報を検索して、自社や自分の活動をリンクさせながら妄想を描くことができます。



例えば、会津若松市の取組の3つの視点の中には「安心して快適に生活できるまちづくり」が挙げられています。

これは、まさに当地で活躍されている保険代理店の方々の本領発揮ができる場面ではないでしょうか。

オリエンタルランドの中で働くことはできなくても、同社の新たな社会づくりのビジョンに共感しながら、わが町のスマートシティーづくりに参画できると考えると少しワクワクした気持ちになってきます。


「学ぶ」ということは義務の場面もありますが、夢を叶えていくために自由な発想というフレームは、知識の吸収だけでなく新しいチームメンバーに出会えることになると思っています。


「学びは想いを同じくする仲間が集う」


が今回お伝えするキーワードです。



リレーブログの5回目には人口減少・高齢化率の急進に悩む地方自治体が取り組み始めている
「コンパクトシティーの中での保険代理店の役割」ついてお伝えしますので、学びのヒントにしていただければ幸いです。


【保険業界温故知新①】10年後の地域社会と保険代理店


by 粕谷智

<新シリーズブログの連載開始!!>
2名のコラボブログを交代執筆で皆様にお届けいたします。
5月より毎月皆様にお届けするテーマは、「教育」に関する考察です。
【執筆者紹介】
瀬尾好成 様:50年以上にわたり保険業界の教育出版物の企画製作を行う、株式会社保険教育システム研究所の代表を務める。

粕谷智 様:
ZYRUSアカデミー運営アドバイザー
40年間の保険会社勤務を経て、保険会社社員の後進教育と保険代理店への情報発信を行なう、株式会社 粕谷企画の代表を務める。

-------------シリーズ掲載にあたって(粕谷智 氏より)-------------
 事業の健全な存続と発展のためには様々な要素がありますが、古今東西共通しているのは学び続けること、すなわち「教育」の位置付けが自社においてどのようになっているかではないでしょうか?

言い換えれば「教育」の価値を見出し、実践している会社や組織、そしてそこに所属する個人が成長のエネルギーとなり、エンジンとなるはずです。

シリーズのメインテーマは温故知新としていますが、どんな時代でも普遍的な「学び」の歴史と未来について参考にしていただければ幸いです。