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by 松本 高明 松本 高明 on 4月 9, 2019

【改正保険業法を考える⑪】保険の持つ意味


健康上の理由から当ブログの掲載を長らくお休みしておりましたが、微力ながらも皆様のお役に立てることを願いまして、この度再開させていただくことと致しました。

 

一昨年の8月に突然思わぬ病気に見舞われたのですが、日常生活をやっと取り戻した今、つくづく思うことの一つは保険の持つ意味でした。

 

人生には予測のつかないことが多く、なかなか計算どおりには生きられないものです。

自分の人生でさえそうなのに、結婚などにより家族が増えればさらに予測のつかない人生の数が増えて、それに対して責任を負うようになります。

 

有り余る資産をお持ちの方は別として、多くの生活者はそのリスクを補完してくれる保険を考えるのが普通です。

多くの人の場合、不測の事態に備える目的のためだけに、普段から預金を行うことはしないものです。

 

そして何か問題が起きた時には、過去の生活を振り返って、

「あの時に一度、病院で診察してもらえば良かった。あの時に生活習慣を改善しておけば良かった。あの時にもっと安全な運転をしておけば良かった。」

などと思い当たるものです。

「災難は忘れた頃にやって来る。」とは、本当に上手く言ったものです。

 

勿論私もその一人でした。

 

しかしながら現在の私は、自分自身が行ってきた選択の連続の結果であり、それを誰のせいにも出来ません。

 

時々、保険に関するネガティブな意見を目にします。中には全否定的な論評さえあります。

しかしその著者のほとんどの方は、車を持っていればほとんど無意識に任意の自動車保険に加入し、自宅を所有していれば火災保険等に加入し、家族がいれば死亡保険に加入しているのではないだろうかと勝手に想像してしまいます。

 

また保険会社と契約者の契約関係は、一対一の保障を担保する契約ではなく、多くの加入者の保障を同時に担保する相互扶助的な要素を持っています。

 

例え自分に保険金や給付金の支払い事由が発生しなくても、支払った保険料は誰かの保障に役立てられていることになります。

 

また、個人の生活ではなくビジネスの世界を考えても、会社の根幹を揺るがすような不測の事態に備えて、全ての企業は目的別に様々な保険に加入しているのが現実です。

その準備なくして社会的責任を全うすることは不可能だからです。

 

その様に考えますと改善すべきことはあっても、保険そのものは個人の生活や企業活動にとって必要不可欠なものではないでしょうか。

 

保険があっても、個人が受けた病気・事故や企業が受けた損害をゼロにすることは出来ません。

しかし保険金や給付金によって問題解決に役立てることは出来ます。それが責任を果たすことに繋がります。

 

今回は久しぶりの掲載にあたってこのような文章になりましたが、次回からはこれまでのシリーズ「改正保険業法を考える」の続きを書かせていただくつもりです。

 

これをお読みの皆様は、もしお時間があれば過去の第1回から第10回までのブログをお読みいただければ幸いです。

 

 

次回に続く

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