以前のブログ「【営業支援システム導入に際してよくある不安①】 全社員がちゃんと使うのか?」でも述べたように、新システムをただ導入しただけでは営業情報を入力する人としない人がでてきてしまうのは当然の流れです。 ではどうすればシステム利用が進むのか?
システム利用を促進するためには、特に以下3点について運用の‟仕組み化” を行うことで「活用せざるを得ない環境」を構築することが重要です;
(1)情報の入力方法
(2)入力情報の活用方法
(3)評価への反映
(1)の入力方法については、以前のブログにも記載したように、入力項目や入力期限を明確に定めることで、入力方法の標準化を実現し、記載の簡易化を図ります。
(2)の入力情報の活用方法については、営業が入力した情報をどう活用するのか、を明確に定める必要があります。 例えば、入力された営業情報を元に毎週月曜に営業会議を行い、見込み確度別売上予想の確認や、見込み達成に向けた施策の議論を行います。 営業会議に活用することで入力することが必然の仕組みを構築します。
(3)の評価への反映という面では、人事評価項目で営業支援システムへの入力を評価する、逆に言うと入力がきちんとされていないと評価が下がる仕組みを導入することで、半強制的に入力する仕組みが構築されます。
このように日々の活動の中で自ずと入力をせざるを得ない仕組みを構築することで、「入力することが当たり前」になることが極めて重要と考えます。
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